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クラウドワークスの副業で知っておきたい住民税・確定申告・源泉徴収まとめ

クラウドワークスの副業で知っておきたい住民税・確定申告・源泉徴収まとめ
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クラウドワークスで副業して、生活にゆとりをもたせたいと考えている人も多いでしょう。しかし、実際に行動できていない人の中には、副業で稼いだあとの「税金」の手続きが億劫だという人も多いのではないでしょうか。

筆者は、現フリーライターです。確定申告も毎年自分で行っていますが、初年度は「これで合っているのだろうか」と不安を抱えて、さまざまなサイトを検索していました。

そこで、この記事ではクラウドワークスで副業した場合の「税金」についてまとめました。
「クラウドワークスで副業したときに必要となる住民税、確定申告、源泉徴収(概要や申告が必要な条件、手続き)について知りたい!」という方はぜひ参考にしてください。

【クラウドワークス副業の税金まとめ】①源泉徴収

【クラウドワークス副業の税金まとめ】①源泉徴収

ここでは、源泉徴収について解説します。「そもそも源泉徴収って何?」「クラウドワークスで源泉徴収を」などを知りたい方はぜひご覧ください。

源泉徴収とは

源泉徴収とは、給与・報酬を支払う事業者が、支払う際に給与・報酬から所得税などを天引きして納付する制度です。

本業のある人であれば、毎月の総支給額から一定額が差し引かれているのはご存じでしょう。源泉徴収の対象となっている給与・報酬には、賞与や食事手当・資格手当なども含まれています。

クラウドワークスでクライアントに源泉徴収を支払ってもらう方法

クラウドワークスでライティング案件を受ける際に、クライアントに源泉徴収を支払ってもらえます。
クライアントから源泉徴収について「源泉徴収にチェックを入れてください。」などのように指定されることが一般的です。

以下のように、「クライアントに源泉徴収をしてもらう」にチェックを入れれば源泉徴収をしてもらえます。

クラウドワークス-源泉徴収

ただし、クラウドワークスで源泉徴収してもらう場合には以下の3点を把握したうえで、依頼しましょう。

  • 個人情報がクライアントに開示される
  • マイナンバーカードの提出が必要になる可能性がある
  • 確定申告で源泉徴収分の申告をしないと、二重で所得税を支払わなければならなくなる
    (確定申告が必要な場合)

【クラウドワークス副業の税金まとめ】②確定申告

【クラウドワークス副業の税金まとめ】②確定申告

ここでは、確定申告について解説します。「そもそも確定申告って何?」「クラウドワークスの副業で、源泉徴収を支払ってもらう方法は?」などを知りたい方はぜひご覧ください。

確定申告とは

確定申告とは、1年間の所得を計算したうえで納付する所得税の金額を算出。税務署に報告する手続きのことです。一年に一度、所得税を税務署に申請し、不足していれば納付し、納めすぎていれば還付されます。

確定申告と年末調整の違いとは

年末調整は、本業の会社が年末に行う所得税の手続きです。
本業の会社は、毎月納税者の給与からおよその所得税を天引き(源泉調整)して、本人の代わりに会社が納付してくれています。そして、1年分の給与が確定したタイミングで、正確な所得税を算出する年末調整を行うのです。

確定申告と年末調整の主な違いを以下にまとめました。副業する際に、以下のすべてを理解する必要はありませんので、安心してください。

確定申告異なる点年末調整
納税者本人手続きを行う人会社が納税者の代わりに行う
すべての所得対象給与所得のみ
すべての所得控除対応する所得控除医療費控除
寄附金控除
雑損控除
年間20万円以上の所得対応となる給与額年間2,000万円以上の給与などの金額を超える場合には対応できない

クラウドワークスで副業したら、確定申告は必要?

クラウドワークスで副業した場合には、必ず確定申告をしなければならないのでしょうか。


結論は、確定申告が必要なのはクラウドワークスでの副業が年20万円以上の所得があったときです。
「収入(報酬)」ではなく「所得」であることに注意しましょう。以下に、収入と所得の違いをまとめています。

  • 収入(報酬):クラウドワークスで副業し、稼いだ金額
  • 所得:収入から経費を差し引いた金額
  • 経費:クラウドワークスでの副業にかかった金額(パソコンやインターネット料金など)

詳細は、以下の記事にまとめています。より詳しく知りたい方は参考にしてください。

【クラウドワークス副業の税金まとめ】③住民税

【クラウドワークス副業の税金まとめ】③住民税

ここでは、住民税について解説します。「住民税って何?」「クラウドワークスで副業したら、住民税は申告が必要なの?」などを知りたい方はぜひご覧ください。

住民税とは

住民税とは、住所がある地方自治体に支払う税金です。福利厚生や教育などの公共サービスを受けるために徴収されます。

住民税は確定申告した所得によって金額が決まります。
1月1日に住所がある市区町村の役所に納付する「普通徴収」と、所得税と同様に毎月の給与から控除し、会社が代わりに支払ってくれる「特別徴収」があります。

クラウドワークスで副業したら、住民税の支払いが必要?

クラウドワークスで副業し、所得を得た場合には必ず住民税を支払わなければなりません。
所得税は、所得が年20万円以下であればかかりませんが、住民税には条件がないため、所得があった分は必ず申告する必要があります。

注意点は、住民税が確定申告をもとに算出されている点です。そのため、副業で年20万円以下の所得を得た場合には確定申告をする必要がないため、別途所得を申告することが必要です。

副業が会社にバレたくないという事情のある方もいるでしょう。しかし、住民税が原因でバレることがよくあります。以下の記事で、クラウドワークスでの副業がバレる理由やバレない方法について解説しています。「どうしても、会社にバレたくない」という方は参考にしてください。

まとめ

この記事では、クラウドワークスで副業した場合の「税金」についてまとめました。事前に税金に対する知識や手続きを把握しておくと、安心して副業に取り組めるのではないでしょうか。

せっかく副業したのにもかかわらず、税金の知識がないと「二重に所得税を支払ってしまった」「住民税を支払わず、延滞金がかかってしまった」など損してしまう可能性があります。ぜひ何度も読み返して確認してください。

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