クラウドワークスを始めようと思っている方のうち、プロフィールをどのように作成すべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
筆者は、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングで仕事を発注していた元制作会社のWebディレクターですが、プロフィールは必ずチェックしていました。
そこで、この記事ではクラウドワークスで案件に採用されるためのプロフィールの書き方を解説。また最後にプロフィール例を紹介しますので、初心者の方はぜひ参考にしてください。
クラウドワークスのプロフィール欄の重要性
クラウドワークスにおける仕事の発注者は、どのようにワーカーを選ぶのでしょうか。主に、以下の3つを確認します。
筆者がWebディレクターとして仕事を発注をしていたときは、以下のような観点からそれぞれの要因を確認していました。
これらの見方はあくまで一例ですが、発注者の目線に立ってプロフィール欄を充実させることが大切です。というのも、自分が仕事が発注する立場であったら、プロフィール欄が適当でどんな人物かすらもわからないワーカーには依頼したくないですよね。
特に初心者の場合には、実績・評価、ポートフォリオはありません。そのため、プロフィールは注力することは必須といえるでしょう。
クラウドワークスで採用されるプロフィールの書き方のコツ
それでは、実際にどのようなプロフィールが採用されるのでしょうか。ここでは、発注者の目線から、採用されるプロフィールの書き方のコツを解説します。
プロフィールに必要な要素を入れる
まず、プロフィールには以下の要素は必ず取り入れましょう。
つづいて、Webライターの場合には、以下の情報も記載しておくことがおすすめです。
箇条書きと文章をうまく取り合わせる
プロフィールは、箇条書きと文章をうまく取り合わせることが非常に大切です。それは、Web上で仕事をする以上「ユーザーの見やすさ」を考慮できるかどうかもワーカーの選定ポイントになるためです。
また、発注者は、多いときには数十人以上のワーカーから募集人数を選ぶ必要があるため、1人ひとりのワーカーの情報を見る時間を極力短くしたいと思っています。
そのため、熱意を込めて長文のプロフィールを作成しても、読まれることはほぼないでしょう。むしろ、読者から「読みたい」と思われない見にくい文章構成は、発注者から敬遠されてしまいます。
一文の長さは60文字程度に収める
一文の長さを60文字程度に収めましょう。これはプロフィールだけでなく、Webライティングのスキルの一つです。
長文は読みにくく、「文章の意味」が理解しにくくなります。40~60文字程度というのが、一般的に読みやすいといわれている長さなのです。
また、句読点のうち、「、(読点)」の数は1.5回、多くても3回までともいわれています。一文の文字数を抑えることで「、」の数も減らせるため、意識して作成してみましょう。
仕事への誠意や熱意を記載する
「誠意や熱意を記載して採用されるなら、誰でもやってる」と感じる方もいるかもしれません。しかし、筆者は実績豊富なワーカーよりも誠意や熱意を感じるプロフィールのワーカーを採用したことが複数回あります。
なぜ仕事への誠意や熱意が大切になるかというと、長期継続の案件ではWebライターの方をなるべく変更したくないためです。途中でWebライターを変更した結果、記事の質や文章の雰囲気が変わってしまうことはよくあります。変更した結果、クライアント(メディアを運営する依頼主)に気づかれたことも。
そのため、仕事を安定して継続できるワーカーかどうかは大切な要素です。ワーカーの安定性を契約前に知ることはできないため、推し量る要素としてワーカーの誠意や熱意が挙げられるのです。
また、初心者でも基本的なライティングスキルをもっているワーカーも多くいます。成長意欲さえあればディレクターのサポートのもと、Webライターとして成長し、長く案件に携わってくれるかもしれません。こうした人間性に期待して、発注者は誠意や熱意のある初心者ワーカーを採用する可能性があることも、覚えておきたいところです。
ただし、長々とした誠意や熱意のアピールは見にくさやわざとらしさにつながる可能性もあります。簡潔に記載することがおすすめです。
【Webライター編】採用されるプロフィールの具体例
最後にここまで解説したコツをもとに、プロフィールの悪い具体例と良い具体例を紹介します。
まず、以下が悪い例です。
たった150字の文章ですが、「読みたい」と思えない内容になっていますよね。プロフィールに必要な要素は入っているものの、どこに何が書かれているのかが直感的にわからない文章です。
次に、以下がコツを意識した良い例です。
箇条書きを取り入れることで、画面上に適度な空白が生まれて読みやすい文章構成になっています。発注者が「仕事を依頼したい」と思えるようなプロフィールになるよう、作成してみましょう。
まとめ
この記事ではクラウドワークスで案件に採用されるためのプロフィールの書き方を解説。また最後にプロフィール例を紹介しました。
この記事以外の具体例が見たい場合には、クラウドワークスの他のワーカーのプロフィールを確認することもおすすめです。これからクラウドワークスへの登録を検討されている方はぜひ参考にしてください。
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