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クラウドワークスの手数料で損しない方法!利用時の注意点も解説

クラウドワークスの手数料で損しない方法!利用時の注意点も解説
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クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。利用企業は78万社以上、仕事の案件は570万件以上もあるため、フリーランサーやWワーカー、主婦、大学生など多くの人が仕事のやり取りに利用しています。

筆者は、クラウドワークスを通じて「仕事を依頼した経験」と「仕事を受注した経験」のどちらもある現フリーライターです。クラウドワークスを上手に活用する方法を解説しています。

クラウドワークスについて調べてみると、「割に合わない」「手数料が高い」などの評判に不安になった方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事ではクラウドワークスの手数料や、できる限り損しない利用方法を解説。また、利用時の注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

クラウドワークスの手数料はいくら?

クラウドワークスの手数料はいくら?

そもそも、クラウドワークスの手数料はいくらなのでしょうか。
クラウドワークスの手数料には、「システム手数料」と「振込手数料」の2種類があります。

  • システム手数料:報酬から引かれる手数料
  • 振込手数料:報酬を指定した銀行口座に入金してもらうときにかかる手数料

クラウドワークスのシステム利用料

クラウドワークスでは、契約金額(税込)に応じて以下のシステム利用料がかかります。

  • ~10万円以下:契約金額の20%
  • 10万円~20万円以下:契約金額の10%
  • 20万円~:契約金額の5%

高報酬案件であれば、システム利用料を抑えられます。ただし、クラウドワークスの案件の報酬はほとんどが10万円以下です。そのため、ほぼ20%が引かれると思っておいた方が良いでしょう。
たとえば、契約金額が5万円(税込)だった場合には1万円が利用料にあたります。

クラウドワークスの振込手数料

クラウドワークスでは、指定した銀行口座に振り込まれることで報酬を受け取れます。その際にかかる振込手数料はワーカー負担となっており、以下の金額がかかります。

  • 楽天銀行:100円
  • その他の銀行:500円

【比較】クラウドワークス以外の手数料一覧

ちなみに、他のクラウドソーシングサービスの手数料も以下にまとめました。

サービス名サービス手数料振込手数料
ランサーズ・~10万円以下:20%
・10〜20万円以下:10%
・20万円~:5%
・指定銀行:110円
・他銀行:550円
シュフティ10%330円
ビズシーク・~10万円以下:10%
・10万円~:5%
・指定銀行:110円
・550円
ココナラ22%・3,000円未満:160円
・3,000円以上:無料

こうしてみると、クラウドワークスの手数料だけが高すぎるというわけではありませんでした。システム手数料については、ワーカーが納得できるかできないかという点が大きいでしょう。

クラウドワークス手数料で損しない3つの方法

クラウドワークス手数料で損しない3つの方法

クラウドワークスの手数料は決まっているため、個々のワーカーが変えることはできません。しかし、できる限り損しないように工夫することは可能です。ここでは、手数料に関する出費をできる限り抑え、節約する方法を解説します。

①楽天銀行を使用する

クラウドワークスを長く利用する予定がある場合には、楽天銀行にすることで手数料を抑えられます。1回の入金であれば400円の差ですが、10回入金された場合には4,000円の差になります。

銀行口座は簡単に開設できるため、もし長くクラウドワークスを利用したいと考えているワーカーは、検討することがおすすめです。筆者もフリーライターをはじめるときに開設しました。

②出金方式を「随時出金方式」以外にする

クラウドワークスでは、出金するタイミングを以下の出金方式から選べます。

クラウドワークスの出金方式
  • 随時出金方式:締め日の時点で1,000円以上の報酬があったら、自動で振り込まれる方式
  • 50,000円以上出金方式:報酬額が50,000円以上貯まったら、自動で振り込まれる方式
  • キャリーオーバー方式:報酬を貯めたい際に選ぶ方式で、自動で振り込まれない

ご覧のとおり、随時出金方式を選択していると、1,000円以上の報酬があった場合には自動で振り込まれてしまいます。報酬に対する振込手数料の割合が高くなってしまうため、随時出金方式の設定にしておくのはもったいないといえるでしょう。

振込手数料を節約するためにおすすめなのは、「50,000円以上出金方式」か「キャリーオーバー方式」です。「随時出金方式」と比較して、振込回数を減らせます。クラウドワークスをはじめた直後は標準設定のため、随時出金方式が取られています。忘れないうちに変更しておきましょう。

③確定申告で経費として手数料を計上する

実は、「システム利用料」と「振込手数料」はどちらも、確定申告の際に経費として計上できます。以下に、報酬が10,000円の案件を行った場合に、計上する際の例を挙げてみます。

種別勘定項目金額
報酬売上高10,000円
システム手数料
(20%の場合)
支払手数料2,000円
振込手数料
(楽天銀行の場合)
支払手数料or雑費100円

この場合、システム手数料と振込手数料の2,100円は経費として確定申告時に申請可能です。
ただし、1月や2月になってから手数料を経費として計上しようとすると、手間がかかるので、個人事業主やフリーランスの方は出金の度に記録しておきましょう。

クラウドワークス利用時の注意点

クラウドワークス利用時の注意点

ここまで解説した結果、「クラウドワークスの手数料は高いから、どうにか抜け道がないだろうか」と探してしまうワーカーもいるかもしれません。そうした方のために、最後にクラウドワークスを利用時に気をつけるべき注意点を3つ解説します。

クライアントとの直接契約は避ける

クラウドワークスで何度かクライアントと取引を行い、信頼関係を築いてきた発注者・ワーカーがともに考えがちなのが「クラウドワークスから直接契約に移行できないか」という点です。ワーカーにとって、システム手数料のない直接契約は魅力的にみえますが、実際にはトラブルに巻き込まれる可能性があります。

また、クラウドワークスは利用規約で直接契約を禁止しています。見つかると、両者にペナルティが発生するため、クライアントから直接契約を依頼されても断るようにしましょう。

報酬の出金期限を忘れないようにする

振込手数料の節約におすすめの出金方式として「50,000円以上出金方式」か「キャリーオーバー方式」を紹介しましたが、報酬の出金申請期限が180日である点に注意してください。たとえば、以下の場合には出金できなくなります。

  • 50,000円以上出金方式:報酬が50,000円を超える前に180日が経過してしまった
  • キャリーオーバー方式:180日が経過する前に、「随時出金方式」か「50,000円以上出金方式」に変更するのを忘れてしまった

筆者は忘れっぽいので「50,000円以上出金方式」に設定しています。ただし、初心者ワーカーや副業ワーカーの場合には、なかなか50,000円貯まらない可能性もあるため、定期的に報酬残高を確認することがおすすめです。

高額すぎる案件に注意する

10万円以上の高額な案件であれば、システム利用料を割合を減らせると紹介しました。高額な案件は、高いスキルや専門的な知識・経験が求められることがほとんどです。

しかし、他と類似案件と似たような業務内容なのにもかかわらず、高額すぎる報酬の案件をときどき見かけます。こうした案件に応募すると、クラウドワークスには詐欺や音信不通などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。十分に注意することがおすすめです。

クラウドワークスのトラブルに巻き込まれないための方法を以下の記事で紹介しています。「トラブルに遭ったら不安」「どのようなトラブルがあるのだろうか」と疑問や不安を抱える方は、参考にしてみてください。

まとめ

この記事ではクラウドワークスの手数料や、できる限り損しない利用方法を解説しました。
クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサービスであり、多種多様なの案件が揃っています。システム利用料は高いため、大きな額を稼ぐのは向いていないかもしれません。しかし、利用しなければ出会えない案件もあり、良い出会いもあります。

そのため、個人的には「月に10万円以上稼ぐ場」というよりも「さまざまな案件をこなして自分のスキルを磨き、経験を積む場」と割り切って利用することがおすすめです。

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