クラウドソーシング関連ブログ関連ノウハウ

クラウドワークスのお金の流れは?報酬の受け取り方や仕組みを解説

クラウドワークスのお金の流れは?報酬の受け取り方や仕組みを解説
[PR] 当サイトはアフィリエイト広告による収益を得ています。

クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。利用企業は78万社以上、仕事の案件は570万件以上もあるため、フリーランサーやWワーカー、主婦、大学生など多くの人が仕事のやり取りに利用しています。

筆者は、クラウドワークスを通じて「仕事を依頼した経験」と「仕事を受注した経験」のどちらもある現フリーライターです。クラウドワークスをうまく活用できると、自分のスキルや実績を増やせますよ。

しかし、実際にはじめてみた人が疑問に思うのが、「報酬はどのように受け取れるの?」という点でしょう。筆者も最初、お金の流れがわからず戸惑った記憶があります。そこで、この記事では、クラウドワークスのお金の流れや報酬の受取り方法、仕組みを解説します。

【プロジェクト形式】クラウドワークスの契約~報酬支払いまでの流れ

クラウドワークスのお金の流れを理解するには、まず発注者とワーカー(受注者)の間で交わされる契約について理解することが必要です。

仕事を受注するには、まず発注者とワーカーとの間で契約を行います。契約~報酬支払いまでは以下の流れで進みます。

会社と直接契約した際には、「契約→業務→納品→支払い」というシンプルな流れになりますが、クラウドワークスの場合には少し工程が多くなっています。そのため、「仮払いって何のこと?」となる初心者ワーカーさんが多くいるのではないでしょうか。

契約~報酬の支払いまでの流れがわかったところで、それぞれのステップにおけるお金の流れを解説します。

クラウドワークスのお金の流れ

クラウドワークスのお金の流れ

クラウドワークスではどのようにお金が行き来し、ワーカーのもとに報酬として振り込まれるのでしょうか。ここでは、クラウドワークス全体のお金の流れを解説します。

1.仕事を始めるときに、発注者がクラウドワークスに仮払いする

最も初心者ワーカーさんが困惑しやすいのが、「仮払い」のステップではないでしょうか。「仮払い」の際のお金の流れは以下のようになります。

発注者:クラウドワークスに、ワーカーの報酬を支払う。
受注者:特になし。

クラウドワークスで、報酬の仕組みとして「仮払い制度」が採用されているのはなぜでしょうか。それは、もし「仮払い」がなければ、発注者・ワーカーのどちらにも以下のリスクがあるためです。

  • 発注者のリスク:先払いにすると、悪質なワーカーが成果物を納品せずに逃げてしまうリスク
  • ワーカーのリスク:成果物を受け取った悪質な発注者が、報酬を支払わないまま逃げてしまうリスク(報酬の未払い)

こうした理由により、「仮払い制度」は発注者・ワーカーのどちらにもメリットのある制度といえます。そのため、クラウドワークスで契約までいたった場合にも、必ず「仮払い」されてから業務に取りかかるようにしましょう。

2.成果物を納品・検収後、報酬が支払われる

業務を行って納品し、発注者の検収が完了すると、報酬が支払われます。この際に、以下のお金の流れがあります。

発注者:特になし。
受注者:報酬がマイページに入金される。その際、報酬からシステム利用料(ほとんどの場合、契約金額の20%)が引かれる。

プロジェクト形式の仕事の場合、契約金額(税込)に応じて以下のシステム利用料がかかります。

  • 「10万円以下」の部分:契約金額の20%
  • 「10万円超20万円以下」の部分:契約金額の10%
  • 「20万円超」の部分:契約金額の5%

ただし、クラウドワークスの案件の報酬はほとんどが10万円以下であるため、ほぼ20%が引かれると思っておいた方が良いでしょう。たとえば、契約金額が5万円(税込)だった場合には、1万円が利用料にあたります。

金額が大きいほど引かれる額も大きいため、実際に手元に入るお金と報酬は異なることは、事前に覚悟しておいた方が良いです。

3.報酬が振り込まれるとき

クラウドワークスでは、登録した銀行に報酬を振り込んでもらうことが可能です。振り込みに関しては、以下のようになっています。

  • 締め日:毎月15日と末日
  • 振り込み日:当月末と翌月15日(※報酬の残高が1,000円以上ある場合)

そして、受け取る際には以下のお金の流れがあります。

発注者:特になし。
受注者:報酬が指定銀行口座に振り込まれる。その際、報酬から振込手数料(楽天銀行:100円 楽天銀行以外:500円)が引かれる。

報酬金額が少ないと、振り込まれるたびに振込手数料がかかり、非常にもったいないです。そのため、登録した段階で出金方式を変更することがおすすめです。おすすめの出金方式については後ほど解説します。

損しない!おすすめの報酬の受け取り方

損しない!おすすめの報酬の受け取り方

ここでは、なるべく損をせずに報酬を受け取る方法を紹介します。

報酬の出金方法

クラウドワークスでは、以下の3つの出金方式から自由に報酬を受け取れます。

クラウドワークスの出金方式
  • 随時出金方式:締め日の時点で1,000円以上の報酬があったら、自動で振り込まれる方式
  • 50,000円以上出金方式:報酬額が50,000円以上貯まったら、自動で振り込まれる方式
  • キャリーオーバー方式:報酬を貯めたい際に選ぶ方式で、自動で振り込まれない

振込手数料を節約するためにおすすめなのは、「50,000円以上出金方式」か「キャリーオーバー方式」です。「随時出金方式」と比較して、振込回数を減らせます。筆者は忘れっぽいので、「50,000円以上出金方式」に設定しています。

ただし、これらの方式を選ぶ注意点は、報酬の出金申請期限が180日である点です。たとえば、以下の場合には出金できなくなります。

  • 50,000円以上出金方式:報酬が50,000円を超える前に180日が経過してしまった
  • キャリーオーバー方式:180日が経過する前に、「随時出金方式」か「50,000円以上出金方式」に変更するのを忘れてしまった

出金方式の変更の方法

出金方式の変更は、クラウドワークスのマイページから簡単に行えます。

マイページの「報酬」をクリックし、下にスクロールすると以下の画像のような文面が表示されます。希望の出金方式にチェックをつけて、「出金方式を変更する」をクリックすると確定。1分もかからずにできるでしょう。

クラウドワークス-出金方式

案件に取りかかると意外と忘れてしまうので、できればクラウドワークス登録時に行っておくことがおすすめです。以下の記事で、登録時にやっておくべきことを紹介していますので、参考にしてみてください。

まとめ

この記事では、クラウドワークスのお金の流れや報酬の受取り方法、仕組みを解説しました。

クラウドワークスで仕事を行ううえで最も大切なものが報酬です。そのため、これからクラウドワークスを始めようと思っている方や初心者ワーカーさんは、ぜひこの記事を読んでお金の流れを理解することをおすすめします。

コメント